2013年1月5日土曜日

5.「オフィス事務の上手なすすめ方」 オダギリ展子

書類のコピーを自分用に1部取り、引継ぎで教わったことをメモしておくといいでしょう。
その書類を受け取ったら、記入すべき項目があるのか、どこに何を記入するのか、記入後、だれに渡せばいいのか-こうしたことをメモしておくのです。

私の場合、新しい職場に行くと、まずマニュアルを作成します。それは、自分の仕事を覚えるためです。そして慣れないうちは間違えないように、マニュアルを見ながら仕事をします。

マニュアルとは、一体、どのようにつくればいいのでしょうか?
私は、「日ごと、月ごとのルーティンワーク」を把握し、業務の流れをつかむことがオフィス事務を上手にすすめるための必須条件のひとつだと考えています。
このため、日ごと、月ごとのルーティンワークをそれぞれ独立した紙一枚に記入しています。

ブランクフォームのカスタマイズの手順
1.常に同じ文言を入力する箇所をピックアップする。
2.タイプ、パソコンから切り取り、手書きまたはスタンプなどで、1.の空欄を埋める。
3.2.に黄色の蛍光ペンで「Org.」と記入し、それを原本とする。
4.今後の使用分をあらかじめ「Org.」からコピーしておく。
5.「Org.」の入力箇所に蛍光ペンでマークをつける。
6.ファイルをしまう。

著者は特許事務所での勤務経験があるので、弁理士である私も非常に参考になりました。マニュアル作りや、レターのフォーマット化など、非常に実践的な内容でした。

(青字部分は、本書からの引用)