2013年1月6日日曜日

6.「斎藤一人 天才の謎」 遠藤 忠夫

「商売のやり方はいろいろあるけど、大切なことは、お金をかけないこと。お金をかけると、失敗した時のことが心配になるけど、お金を出さなければやってみればいいだけ。」

独立を考えると、まず、借入れのことを考えてしまいます。借入れが必要な事業もありますが、スタートは手持ち資金だけの方が
工夫も生まれるのでよさそうです。
借入れは、事業が回転し始めてからでも遅くなさそうです。

「世の名のことは、全部白か黒に分けられると思っているかも知れないけど、グレーゾーンというものあって、グレーゾーンが広いほうが楽しく生きられるんだよ。だから、これからは「まあ、いいか」を口ぐせにしてごらん。そのとき力を入れて言っちゃダメだよ。力を抜いて、ダラッとした感じで、「まあ、いいか」。
そう言っていると、だんだんグレーのゾーンが広がっていくよ。」

「まあ、いいか。」って心屋仁之助さんのカウンセリングでもよく使われています。
確かに、この言葉を使うと気持ちが楽になりますね。

「『完璧でない自分が完璧を目指したら、当然のごとく失敗した。また、次に完璧を目指そう。 こう思うと、失敗することが楽しくなる。
だって、次に改善するところが分かるからね。
少しずつ改善していけば、必ずいい方向に進むよ。
出来ないことは「いらない」こと。必要になったら、出来るようになる。
だから、みなさんも出来ることを生かす人生を考えて下さい。」

諦めないで、力まないで、継続していく。
その中で、日々少しずつでも改善していけば、結果が変わっていくでしょう。

「出来る人をほめること。ほめるというのが最高の才能なのね。ほめられる努力をするんじゃないよ。ほめる努力をするんだよ。必ずあなたを幸せにして、富をもたらすのは、人をほめることなの。そのほめる才能というのは持って生まれているの。」

人をほめることは、難しいですね。
どうしても、相手と競ってしまう気持ちが生まれます。でも、相手をはめれば相手はやる気になって成長するし、自分も人をはめれるという点で成長したのかな。

(青字部分は、本書からの引用です。)