2014年3月1日土曜日

267.「フリーで働く! と決めたら読む本」 中山 マコト

人生の選択権を自ら握っているフリーランスをプロフェッショナル・フリーランスを名づけ、独立起業した翌日から普通のサラリーマンの年収以上の収入を手にすることができたと語る著者だが、果たして事実でしょうか。


フリーとして成功できるか否かは、サラリーマン時代に専門知識を身につけていたかどうかにかかっているそうです。

この本で薦めている方法は、「<起業>という幻想」という本で、失敗する可能性が高いと書かれていた方法です。
これは、フリーとして人を雇わず、自由でいるために最低限の収入を目的とすることと、起業して事業を大きくして高収入を得ることを目的ことの違いでしょう。

本書では、事業として継続することが難しい状況の中、生き延びる方法が書かれています。
だから、この方法を極めても、事業が拡大することは難しいです。
正に、傭兵(フリーランス)として、次々に政府(クライアント)に雇われ、戦場(市場)で生き延びる方法が語られています。