アメリカでは、製造業は、生産コストの安い他国との競争に破れ衰退してしまいました。
そして現代。インターネットと3Dプリンターの登場で、この状況が一変します。新しい発明やデザインを考えた者は、インターネットで製造業者を見つけたり、3Dプリンターで試作品を作ったりすることで、膨大な資金や巨大な工場を作る必要がなくなりました。
こうしてMAKERSが生まれ、新たな産業革命が始まると著者は主張します。この新しい世界では、インターネットを通じ、オープンリソースやコミュニティによって協業するため、個人の国籍や学歴に捕らわれず、実力のみが世界を駆け抜けるパスポートになります。