日本人にとっては、ある程度の基礎知識がある内容を正確かつ精緻に説明し、さらに著者の解釈が加えられています。
日本の歴史や文化を知らない外国人が読むと、驚くことばかりではないでしょうか。それは、白人にとって、江戸時代までの日本は、キリスト教を信仰しない野蛮人が住む未開の国であり、明治維新により、白人の文明を教わってやっと文明化したと思われているからです。
江戸時代の江戸の街並みは、とても美しかったようです。それが欧米化と大東亜戦争の戦果により、殆ど失われてしまったことが惜しまれます。日本の文化や習慣を再認識して、日本らしい国を創り、自信と主張を持って外国と堂々と渡り合いたいものです。