2015年10月21日水曜日

745.「GHQ焚書図書開封7 ~戦前の日本人が見抜いた中国の本質~」 西尾幹二

GHQによって焚書にされた書籍から日本を読み解くシリーズです。
本書は、長野朗さんの著作に基づき、当時の支那を描いています。長野さんは陸軍士官学校を卒業した陸軍大尉でした。

長野さんの著作は18冊がGHQの没収指定図書とされています。それだけGHQに恐れられた著者であったのでしょう。本書では、『支那の真相』『支那三十年』『民族戦』という三冊の本が取り上げられています。

中国人の気質として、悠長、面子、付和雷同、残虐、享楽、不衛生、謀略を上げています。
これを象徴するものとして、近年の尖閣諸島問題が当てはまります。
事件が起こると一気に加熱し、政府報道を誰も疑わず、商店などを襲って強奪する。そして、尖閣諸島への執着を捨てず、100年かけて奪おうと歴史の書き換え等様々な謀略を仕掛けてくる。日本はこの謀略に負けず、尖閣諸島を守り続けなかればなりません。

支那事変当時の支那軍は農民などを無理やり徴用した寄せ集め軍で給与がありませんでした。そのため、同胞である支那人への略奪、陵辱が黙認されていました。それを隠すため、自分たちがやった罪を日本兵のせいにしています。しかし、この時代の書籍がGHQによって焚書にされてしまったために、反論する証拠が失われています。

現在の反日の起こりは、中国市場を独占された英米が仕掛けた日本製品ボイコットだそうです。英米が支那をたきつけ、支那も煽られました。そして、1919年の五四運動が起こりますが、これを取り締まらなかったことから反日運動が定着したそうです。

当時の支那の本質について大変勉強になりました。