裕子は33歳の会社員。人一倍責任感が強いため主任を任されていました。
ところが新しい上司が赴任すると歯車が狂い始め、上司と対立することが多くなり、ついには降格されてしまいます。そんなとき、大きなトラブルが発生し・・・
一生懸命頑張っているのに周りから理解されず、かえって状況が悪化するといった、身近に起こりがちな問題を短いストーリーで語り明かします。読みやすくて分かりやすいです。
日常で起こり得る話なので、自然と引きこまれていきます。
光(成功)を追い求め、影(問題)を追いやると、やがて問題に向き合わざるをえないような事が身近に現れます。結局、光あるとことに必ず影があり、光が明るければ明るいほど、影が濃くなるからです。
そして、目の前の問題の根本原因は、子供の頃の親との関わり方にあるということが勉強になりました。