2016年8月5日金曜日

983.「5人のジュンコ (徳間文庫)」 真梨幸子

伊豆連続殺人事件の容疑者、佐竹純子。

容姿も悪く、お金もないのに男たちが次々に彼女の毒牙にかかり、死んでいく。

事件をキッカケに、同じ「ジュンコ」という名前を持つ女達にバタフライ・エフェクトとも言うべき影響が及ぼし、悲劇が連鎖していく。

人をだます、操るということが実際にどのように行われていくのか、体感できる小説です。