2016年8月8日月曜日

984.「40歳オーバーでニート状態だったぼくが初めてTOEICを受けていきなり930点取って人生を劇的に変えた、効果絶大な英語勉強法 (リンダパブリッシャーズの本)」 春名久史

著者は、40歳でニートの時にTOEICの勉強を始め、わずか1ヶ月の準備期間にも関わらず、初めての受験で930点を取ったとのことです。

ニートだったこともあり、1日10時間勉強したそうですが、それでも1ヶ月で930点は凄い。

元から英語が出来たのかといえば、著者によれば、二流大学を中退し、その後アルバイトで食いつないだため、勉強もしていなかったそうです。

その勉強法は、コロンブスの卵のようで、言われてみれば簡単なことなのですが、中々やった人はいないと思います。

単に、公式問題集6冊の解答解説だけを10回読むことです。問題は解きません。暗記もしないで、ひたすら読み込み、マーカーを引くのみ。

他の問題集、単語集、文法本、辞書も不要です。

それは、そんなに沢山やれないのだから、出題者が重要だと考えることが書いてある、公式問題集のみを繰り返し読むということに集中すること。

この勉強法で、映画を字幕なしで見れたり、英字新聞を読めたり、外国人と話せたりするようにはなりません。

ただし、TOEICのスコアを上げるということについては、一番効果がある方法ではないでしょうか。