2016年10月13日木曜日

1027.「日本共産党研究――絶対に誤りを認めない政党」 産経新聞政治部

学生の頃、歴史の授業で習った共産主義者は、戦争に反対して特高から弾圧された戦争に平和を求める人という印象を持っていました。

しかし、実体はソ連一国が共産主義国として孤立することを防ぐために、コミンテルンにより世界中に撒かれた細胞だったと知り、愕然としました。

共産党は、労働者の要求を援助し、経営者に対抗する。一見すると労働者の味方にも見えます。しかし、企業が売上を伸ばすことは考えていないため、結局、労働者の待遇も改善されません。それでいいと考えているのかもしれません。共産主義は労働者が豊かになることが目的ではないからです。

共産主義は、労働者が貧しくても等しく貧しく、その上に立つ指導者層が豊かになるための手段だからと思えます。それは、旧ソ連、中華人民共和国、北朝鮮人民共和国に見られる、権力奪取の手口です。

現在では、普通の政党とみなされようとしていますが、れっきとした革命政党だそうです。天皇制を廃止させ、自衛隊を解散させた先に何を狙っているのでしょうか。

また、そういう政党を手を組んだ野党は何を目指しているのでしょうか。