財務諸表から企業経営を考えるやり方が詳しく書かれています。
貸借対照表からこれまでの企業経営を振り返り、将来どうなりたいかを考えます。
そして、5年後の目標損益計算書をを作り、それに向けて経営していきます。
製造業の会社が題材とされていますが、それ以外の業種でも十分に応用可能です。
基本的な計算方法は難しくないのですが、実際にこれを作成するには慣れるまでは時間がかかると思います。
しかし、手を動かして苦労して作成していくなかで自社のあるべき姿を熟考できると感じました。
目に見えない企業の実情を可視化し、目標とする企業像へ近づけていく有効な方策だと思います。