2017年7月25日火曜日

1201.「「売る」から、「売れる」へ。 水野学のブランディングデザイン講義」 水野 学

非常に勉強になる本です。
デザインによって商品を「売れる」ようにするというのがコンセプトです。

現代では、商品の機能は拮抗してしまい、商品選択が難しくなっています。

そこでマーケティングは「差別化」を狙いますが、そうすると余計なスイッチを付けてしまったりと売れない商品ができてしまう。

そこで機能ではなくデザインに着目して魅力を創り、さらにその先のブランド形成を目指していくという考え方です。

ブランドというものを品質、デザイン、サービスなどの集合体として捉え、それらを包括してコントロールしていくという考え方は、非常に有効なやり方と思いました。