日本には、独特の思考形式「日本教」が存在し、外国の思想が入ってきてもそのフィルターで日本独特なもの(日本教キリスト派、日本教仏教派)になってしまうそうです。
それゆえ日本はどの外国からも異なる異質の存在というのが主題です。
しかし、読んでいてもほとんど理解できませんでした。著者の2人は知の巨人と称されますが、本書では互いに勝手な持論を述べており議論は深まりません。
名作と言われる本書ですが、私の能力不足のため、結局言いたいことを掴めませんでした。
ただ、分かったことは二人共欧米を礼賛し、日本を否定しているということでした。