2017年9月1日金曜日

1312.「たのしごとデザイン論〈クリエイターが幸福に仕事をするための50の方法論。〉」 カイシ トモヤ

ロゴとマークの明確な定義がとても勉強になりました。結構混同することが多く、曖昧ですね。

ロゴは、図案、象徴化された文字列のことです。
マークは、企業の理念や社風などを象徴的に表した絵や図形の記号のことです。

そして、ファッションのハイブランドはマークを持っていることが多く、カジュアルなブランドはロゴタイプのみでできているという指摘はうなずけます。

そして、センスは「無意識の記憶の蓄積」、言い換えれば「脳に蓄えられた情報」のことだそうです。見たり体験したりした情報が積み上げられデザインを考えるときに、それらが複合的な形で取り出されます。だから、「良いものを沢山見なさい」と言われるのです。

これから活躍できるスペシャリストは、たった一つの能力に特化しているのではなく、セカンド、サード的な属性を持っているという指摘に賛成です。「映画に詳しい」「スポーツが得意」「書道をやっている」という、一見関係ないように見える事柄が将来活きてくると言えるので、自分も多趣味でありたいと思いました。