タイトルから、小池百合子氏を論説する本かと思っていましたが、実はエッセイ集でした。
期待していた小池論は、わずか6ページ。その位のページ数で、日本の政治、文化、伝統、歴史などについて語っています。
特に、著者がオノ・ヨーコさんのいとこだと知って、驚きました。
オノ・ヨーコさんが若い頃美貌で鳴らし、性的に奔放だったことや、はじめはメチャクチャな前衛作品を創っていたのが年月を経るうちに前衛芸術の大家となってしまったことが面白かったです。
期待とは異なりましたが、楽しく読めました。