「トポス」とは、思考の内容ではなく、発想の型のことです。
著者は、他人の優れた考えを収集し、情報として蓄積して、それを別の場面で自分の思考として「利用」すること、これを意図的かつ大規模にやることを提案しています。
他人のまとめた論法集を利用するのではなく、自分だけの独自のトピカを作る。人間にはそれぞれ異なった「議論的」気質があって、それがある論法を偏愛したり、別の論法を忌避したりするからとのことです。
とても実用的な方法だと感じました。
本を1,000冊読みました。極端な変化はありませんが、人生が好転している気がします。もう少しブログを続けてみます。 知識が増えたので物の見方の切り口も増え、他人の意見が受け売りかどうか、何となく感づくようになりました。